3Dのゲーム空間の表現

2009年11月20日金曜日

日記

t f B! P L
実は新し目のゲームでもあまり凹凸は付けられていない。
これはポリゴン数が現状の技術ではかなり限界にきているのだと思う。
現実の建物と比べると本当にシンプルなものです。
でもプロのクリエイターはそれでもリアルに見えるように作っている。
スケールは当然のことでしょうけど、人間がどう空間を把握するのかを知識として理解していると思う。
人間は普段相手の顔をそれほど細部まで見ていないし、結構空間を捉えるときにも大雑把に見ているようです。
要するにその大雑把に捉える性質を利用して、必要な部分だけ確実に組み立てるんだと思います。
そうすることでパッと見だとリアルに見えるのでしょう。
これは一つの専門的な知識や技術であるから、それができなければそのようには組み立てられない。
多分、近年のリアル志向のレベルデザインをやる上では重要なのだと思います。

- Grand Theft Auto:San Andreas (2005/06/07)

PS2からの移植版なのでグラフィックがとても悪い。
フレームレートが30固定なのはその影響なのかな。
広い空間があってそこに街とか郊外が作られている。
大半の建物は当然張りぼてなんだけど、この建物群をモデリングするのは大変そうだと思った。

- The Elder Scrolls IV: Oblivion (2006/03/20)
 
中世風のファンタジーの世界で冒険をするRPG。
ファンタジーや古い構造物のレベルデザインを見て歩ける。
ゲームとしての評価も過去最高のRPGと言われたりしている。
個人的には敵AIが馬鹿だったのだけが駄目だった。

- Tom Clancy's Rainbow Six Vegas (2007/04/27)
 
ゲームとしての評価はいまいちだけど、レベルデザインという観点では見るべき部分が多かった。
登場するロケーションがラスベガスにある高級ホテル群が主体なので、そこそこリアル路線としては上手ではあったと思う。

- Left 4 Dead 2 (2009/11/17)
 
先日発売したばかりの最新ゲーム。
画面にざらついた粒子があるのは、ゾンビ映画の撮影中という設定のためですが、設定から綺麗に取り除くことも可能。
このゲームエンジンは2004年に登場して、改良を加えつつ5年ほど使われている。
写実と言う意味ではかなりできの良いエンジンだと思う。

エンジンによって見え方はかなり違ってくる。
上記のゲームはそれぞれ別々のエンジン。
ゲーム中にSSを撮影していることが多いので、他にも山ほどあるんだけど面倒なので掲載は別の機会にする。

- Grand Theft Auto: San Andreas (Steam)
- The Elder Scrolls IV: Oblivion® Game of the Year Edition Deluxe (Steam)
- Tom Clancy's Rainbow Six® Vegas (Steam)
- Left 4 Dead 2 (Steam)

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