Webの3D表現

2009年12月15日火曜日

日記

t f B! P L


大分前にブログで紹介したO3DというWeb上で3Dを扱うAPIがあります。

- O3D


どうやらGoogleが作っているものらしいのですが、Webブラウザベンダも3D API関連の実装では前々から動いていて、将来的にはWebでの3Dの利用が一般化しそうです。
ここ数日紹介してきたFlash Gameのような、まずはそんな形での3Dの利用から始まるような気がします。
しかし、かなり短期間の間で垣根は無くなり、ブラウザの機能にメッセンジャーへワールドを持たせたような3Dの世界ができて行くと思います。
これも各企業とかで思惑はあるでしょうけど、意外と数種類程度のものが使われるようになって、それも互いに行き来できるようになると思います。

この後押しをするのが、INTELやAMDがやっているCPUにGPU機能を取り込むことや、NVIDIAがやっているようなことも含まれるのかもしれません。
個人的には今の固定機能での3D表現にはそろそろ限界があるのではと感じているので、これからは並列処理のチップをCPUなりGPUに持たせて、それを使ってリアルタイムレンダリングのレイトレーシングとかに進んで欲しいと思っています。
いづれにしてもCPUも変わらないとならない時期にきているし、3Dの表現もまたそうなりつつありますから、この時期にWeb側への3D表現の応用やら、Second Lifeのような仮想世界が登場しているのは、技術的には通るべきところを通っている感じで必然なのかもしれません。
実用とかを考えると早くて2015年くらいで、普通に行けば2020年前後なのかなあと思います。
これも今示されているCPUやGPUの技術的なスケジュールとか、またはWeb側の3Dへの対応状況とか帯域を増やすこととか、それがある程度上手く行った場合です。
未来のことはある程度は現在ある情報から予想できますが、途中の経過で起きる出来事はわかりませんからね。
今、20歳前後くらいの人たちで、Webやら3DCGに興味ある人たちは頑張っておけば、30から35くらいのときには第一線で活躍できるかもしれませんね。

- Second Life (Official)

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